『巷説百物語 (角川文庫)』読了
- 百物語を使って仕事をする一味と何も知らずにいつの間にか言われるがままに協力させられている物書きの物語。
- 暑さ極まる昨今、昔風に怪談奇譚に清涼を求めてみた。しかし怪談というよりは短編ミステリーなのかなこれは。あっちぇえのは変わらず、気持ちだけでもしずみてかったけど目論見はみごとはずれ思うのはやっぱり暑さにはビールとエアコンられな、かな。
とはいえミステリー要素が強く感じたのは浅学がゆえ、怪談奇譚に詳しければより楽しめたと思う。
読み口も初見、難解で読み手に技術を求めるものだったが直ぐに慣れるというかだんだん読みやすくなっていくのは慣れたからではなく事実物語自体が読みやすくなっているからな気もする。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/01
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