重松清「ビタミンF」読了。
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/10/04
- メディア: Kindle版
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子供の事や家庭の事を悩む親父の7話の短編集。重松節は相変わらず泣かせる。
40歳手前の男というのは社会的に地位があったり肉体的にもまだまだ衰えなく自身に万能感を感じたり。人としての熟成を迎えるようなそんな年齢だと思っていた。
でも実は一切そんな事は無いものだ。男は弱く、親父は孤独だ、父親は哀しい、そして悩む、苦しくても親父は逃げられない。どうしようもない。
それならせめて正直で熱い親父でいようじゃないか。
世の親父共に特にオススメの一冊
隆 慶一郎の『一夢庵風流記 新潮文庫』読了
『巷説百物語 (角川文庫)』読了
- 百物語を使って仕事をする一味と何も知らずにいつの間にか言われるがままに協力させられている物書きの物語。
- 暑さ極まる昨今、昔風に怪談奇譚に清涼を求めてみた。しかし怪談というよりは短編ミステリーなのかなこれは。あっちぇえのは変わらず、気持ちだけでもしずみてかったけど目論見はみごとはずれ思うのはやっぱり暑さにはビールとエアコンられな、かな。
とはいえミステリー要素が強く感じたのは浅学がゆえ、怪談奇譚に詳しければより楽しめたと思う。
読み口も初見、難解で読み手に技術を求めるものだったが直ぐに慣れるというかだんだん読みやすくなっていくのは慣れたからではなく事実物語自体が読みやすくなっているからな気もする。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/01
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本屋大賞2013
ところで元アルビレックス新潟、現愛媛FCのスーパーSB村上佑介は村上海軍の子孫らしいよ。
ちなみに私はハードカバー本は購入しない主義だがこれは読みたい。「のぼうの城」くらい面白いのだろうか、文庫化するのをワクワクしながら待つ。も一回言うがハードカバーは買わない。
- 作者: 和田竜
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/10/22
- メディア: 単行本
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- 作者: 和田竜
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